| (鹿児島県) |
<中俣合名会社>
なかまた 養老伝説 特撰太平次 八代目太平次 五人番 |
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中俣合名会社では、明治37年から焼酎製造業として操業を開始して、地元では「養老」焼酎の銘柄で愛飲されてきましたが休業。
そして25年後の2005年に復活した鹿児島県内でも最も新しい蔵元です。蔵が新しくなったことを契機に、笠沙町の熟練杜氏黒瀬勉氏の指導の下、焼酎の製造を再開しました。
杜氏は17歳の時から今日まで焼酎の蔵一筋に歩み、県内は勿論九州は、福岡・長崎・山口・広島まで蔵を担当致しました。
醸造は毎年8月下旬から、地元のサツマイモ「黄金千貫」を使って製造しています。
目標は、原料の吟味から加工・仕込み・製造・貯蔵・瓶詰にいたるまで細心の注意を払い、「自信を持ってお勧めできる商品」造りに専念。そして、消費者の信頼をいただくには、妥協を許さず「品質第一」を貫くことが重要だと考えています。
工場の運営体制は大量製造、大量販売を望まず、心の通い合う家族的な蔵を目指しています。
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この蔵元は2005年に復活したばかりの若い蔵元ですが、造っている杜氏さんが凄い!
黒瀬勉さんという方で鹿児島県内でも5〜6番目に古い杜氏さんですが、全国各地で焼酎造りを行い、それだけでは飽きたらず日本酒造りにも携わりました。
焼酎の原点は日本酒と同じ「麹造り」から始まるわけですから黒瀬さんの哲学はまさにその通りだと思います。
黒瀬勉さんは焼酎技能集団として焼酎界のトップに君臨する「黒瀬杜氏」の中でも特に優れた技術と経験を持つ超技能派。
彼の酒造りは本当に素晴らしく、実際に黒瀬杜氏の仕込む麹は日本酒の麹そのもの。
他の蔵とは違い酒米から丁寧に麹造りを行うのです。
そして出来上がったモロミは「甘い」。
この「甘さ」がこの蔵元のキーワードで、日本酒業界から考えると意外というか通常、焼酎のモロミというのは甘くなく美味しいものではありません。
つまりはそこそこの麹を造り、そこそこのモロミを仕込み、甘味の乗ったサツマイモを使用すればそこそこの焼酎が出来上がってしまうからで、黒瀬杜氏はそれを良しとせず、昔ながらの丹誠込めた手づくりによる甘いモロミさえあれば逆にサツマイモは甘くてはいかんというのです。
つまり甘味はモロミの「甘さ」であり、芋は風味を持たせる物という哲学で、これが本来の焼酎造りであると言うことです。
そんな技術を持たない(知らない)他の生産者達はサツマイモの甘さばかりか、酷いところになると甘味料を添加してしまうという嘆かわしいことが平然と行われてしまうのです。
その背景には利益重視の生産者が増えてしまったこともありますが、「本物のいも焼酎」というものを知らないからかも知れません。
私がこの黒瀬杜氏の初めて口にしたとき全身が震えるような感動を久々に感じました。
私が焼酎に興味を持ち始めた10年ほど前にはこういった「本当の美味しさ」を感じさせる焼酎は結構あった物ですが、空前の焼酎ブームの過ぎ去った後に「本物」はどれだけ残っているのでしょうか?
自然と調和した黒瀬勉杜氏の「本物の焼酎造り」から生み出される「本物の味わい」を是非、御家庭でお楽しみ下さい。 |
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| こちらから蔵元訪問記がご覧いただけます。 |
| 黒瀬集団を代表する名杜氏・黒瀬勉氏の最後に残した銘酒 |
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| 「東日本大震災の復興を願う」義援金付き芋焼酎 |
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